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ローヤルゼリーの不思議

生・乾燥・調整ローヤルゼリーそれぞれのメリットとデメリット

健康食品やサプリメントとして広く流通しているローヤルゼリーには、生・乾燥・調整といった3タイプの製品があります。
それぞれのローヤルゼリーには、どういったメリットやデメリットがあるのかご紹介します。

生ローヤルゼリー

蜂の巣にあるローヤルゼリーを、採取してそのまま容器に詰めたのが生ローヤルゼリーです。
最低限度の殺菌と不純物のろ過だけを施し、加工や成分調整は行わず、添加物も配合されていません。
そのため高栄養価のローヤルゼリーの成分を、ダイレクトに摂取することができます。
しかし味の調整や加工も行われていないので、酸味が強く、食べ辛いと感じる場合も少なくありません。
また非常にデリケートな食材であるため、すぐに品質が劣化するので、保管には十分気を付ける必要があります。
冷暗所で空気をできるかぎり遮断して保管することになりますが、それでも長期間の保存には向いていません。

乾燥ローヤルゼリー

乾燥ローヤルゼリーは、上記の生ローヤルゼリーを乾燥させたものです。
粉状になっており、主にカプセル剤の中身などとして利用されます。
乾燥させるという加工の工程を踏んでいますので、その際に一定の栄養が壊されてしまい、生ローヤルゼリーに比べると栄養価が低くなります。
しかし味は感じにくいので飲みやすい点はメリットです。
また冷蔵保管の必要がなく、携帯して出かけることもできるので、飲み忘れや、外出先に持っていけないといった事態を防ぐことができます。

調整ローヤルゼリー

製品の重量の内、6分の1以上の割合でローヤルゼリーを使用したものを、調整ローヤルゼリーといいます。
ローヤルゼリーに含まれない栄養を配合していたり、添加物も加えられているので、栄養自体は豊富に摂取できます。
また味も調整されているので、乾燥ローヤルゼリー以上に飲みやすくなっています。
しかしローヤルゼリーの使用割合は低いので、ローヤルゼリー自体の栄養素については、摂取量が少なくなってしまいます。
加工の過程で減ってしまう栄養素もあるので、やはりローヤルゼリー由来の栄養素は少なくなっています。
また、混同されがちなローヤルゼリーとはちみつの違いについても参考にご覧ください。